テレビ・コマーシャルの考古学―昭和30年代のメディアと文化

テレビ・コマーシャルの考古学―昭和30年代のメディアと文化

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790714835
  • NDC分類 674.6
  • Cコード C3036

内容説明

記憶ではなく映像資料から、戦後社会のリアリティに迫る。これまで眠っていた9000本余の初期CMを掘り起こし、CM論に新たな展開をもたらすと同時に、戦後日本文化の歴史と現在を見直す。ステレオタイプに基づく昭和イメージに一石を投じる1冊。

目次

第1章 昭和三〇年代、CMとは何だったか―発掘されたプロトタイプを読む
第2章 CM言語の「断層」、一九五〇/六〇―広告としての自律化と受け手の内部化
第3章 一九五〇年代のテレビCMにおける音楽
第4章 昭和三〇年代のCMアニメーション制作―CMアニメーションに見る関西アニメーション産業の姿
第5章 昭和三〇年代におけるファッションとテレビCM
第6章 CM表現のパターン化と“専業主婦”オーディエンスの構築―「洗濯という営み」を中心に
第7章 あの時君は若かった?―昭和三〇年代CMに見る若者像
第8章 海外・沖縄向けCMと“日本”―昭和三〇~四〇年代作品の分析
結語 放送史の余白から

著者等紹介

高野光平[コウノコウヘイ]
1972年生まれ。茨城大学人文学部准教授

難波功士[ナンバコウジ]
1961年生まれ。関西学院大学社会学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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メルセ・ひすい

2
14-09 赤14-09 肖像権で不掲載が多く残念! 「テレビCM研究会」にエール(*^.^*) 伊太利から模造品事件の赤玉ポートワインが超懐かしい!葡萄酒です!がマスマスイイ  (・ω・) これまで眠っていた9000本余の初期CMを掘り起こし、CM論に新たな展開をもたらすと同時に、戦後日本文化の歴史と現在を見直す。ステレオタイプに基づく昭和イメージに、一石を投じる。                   2010/10/24

かおりーぬ

1
広告業界に身を置く人には良いネタ本になると思います。昭和30年代のテレビCMから見えるそのころの文化、経済についても興味深い。2015/02/07

森矢司

0
コマーシャルというのは宣伝という性質上、番組以上に消費者(視聴者)に密接であり尚且つ当時の文化を色濃く反映したメディア。それ故に様々な権利の問題もあるため全てを絵として見れないのは残念です。しかし、自分の生まれるずっと昔の情報や文化を文字であっても知ることができたのは勉強になりました。2015/01/24

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