若者は日本を変えるか―世代間断絶の社会学

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  • サイズ A5判/ページ数 272p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790714743
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C1036

内容説明

若者たちは、新しい日本を創り出すためにもがいていたのか?家族・労働・政治・メディア・ファッションなどに示された世代間断絶の諸相を、世界の職者が多角的に分析した、「失われた10年」の貴重な証言。

目次

今日の日本における世代の変化
1 日本における世代の境界線(一九六〇年代以降の日本社会における世代間断絶;どうして今の日本の若者はこんなに受身なのか?;地域に根を持つ国際性―九州の集落における世代変化)
一〇代の若者はどのように大人社会と向き合っているのか?(日本の一〇代の社会への向き合い方―社会的圧力と個人の反応;若者のファッションと変化する美容行動;日本の大学生に世代間断絶を乗り越えさせるもの)
3 若い成人はどのように社会秩序に挑んでいるのか?(キャリアを求め、仕事を探す―若者はいかに日本の労働世界に参入し、これに抵抗しているのか;母親と未婚の娘たち―世代変化に関する一考察;帰国後の彼らに何が起こったのか―海外の大学を卒業した日本人の若者は、日本の職場で何を経験したのか;自己中心主義と人生の選択―若い教養のある母親の態度の変化)
日本の若者は新たな社会をつくるのか?

著者等紹介

マシューズ,ゴードン[マシューズ,ゴードン][Mathews,Gordon]
香港中文大学人類学科教授

ホワイト,ブルース[ホワイト,ブルース][White,Bruce]
同志社大学日本語・日本文化教育センター准教授。オックスフォード・ブルックス大学Ph.D.(人類学)。アイデンティティと社会的行為(social action)を民族誌的に研究するグループOICD(Organisation for Intra‐Cultural Development)の共同設立者

小谷敏[コタニサトシ]
1956年鳥取市に生まれる。1985年中央大学大学院博士後期課程満期退学。現在、大妻女子大学人間関係学部教授。専攻は現代文化論

川畑博臣[カワバタヒロオミ]
1973年生まれ。日本大学文学部史学科を卒業後、英国ダーラム大学にて考古学を専攻。ここで筆者のブルース・ホワイト氏と親交を深める。帰国後、翻訳会社インターメディアに入社。6年間の実務経験を経てフリーの翻訳者として独立する。金融、証券、メディア、自動車など様々なビジネス翻訳に加え、学者論文など学術書の翻訳も手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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22012/12/01

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