内容説明
生成的ネットワーク論に基づく不適応の変容論を、対人間での問題解決資源の生成とその解決力の強化過程から理論化し、その変容技術および効果測定法を体系的に論じ、対人支援の専門家に求められる資源生成のマネジメント技術を明示する。
目次
第1章 サポート・ネットワークの臨床理論(SSNの生成論の枠組み;ストレッサーの相互生成論;サポート効果の相互生成論;SSNの変容生成論)
第2章 サポート・ネットワークの技術論―変容技法と測定法(サポート効果の生成原則;サポート効果の生成技法;サポート効果のネットワーク過程;サポート効果の相互生成過程の測定法)
第3章 サポート・ネットワークの相互生成過程と測定の実際(変容と測定の地平作りとトラッキング;SSNの相互生成過程と測定)
第4章 サポート・ネットワークの相互生成実践と適応(事例分析の枠組み―ネットワーク・システムと問題増幅過程;事例研究)
おわりに―成果と展望
著者等紹介
大下由美[オオシタユミ]
県立広島大学保健福祉学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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