出版社内容情報
チベットに源を発し、インドシナ半島を貫く母なる大河。魚と人は、どのような関係を築いてきたのか。最新の調査からあざやかに描く。
内容説明
チベットに源を発し、インドシナ半島を貫く母なる大河。そこには1センチに満たないコイの仲間から、3メートルにもなるオオナマズまで、1200種を超える魚が棲むという。そんな魚たちと、人はどのような関係を築いてきたのか。最新の調査をふまえてあざやかに描く。
目次
第1部 魚と暮らす(平野の暮らしと魚―ラオス・ビエンチャン平野の村から;湖の人と漁業―カンボジアのトンレサープ湖から;鵜飼漁の生態史―中国雲南省大理・〓(じ)海の事例
メコンの柴漬漁
都市の暮らしと魚のすみか―住宅地のなかの池の利用)
第2部 魚を食べる(小規模養殖と人びとのかかわり―ラオス北部の養殖事情;魚食とその変容―ラオス中南部農村地域の事情;淡水魚と寄生虫―ベトナムの有畜複合養殖システムを事例に;海産物消費と食の安全―ラオス・ビエンチャン市における海産物消費動向)
第3部 魚を守る(魚類の多様性と保全―ナギナタナマズの研究から見えてきたこと;トンレサープ湖の水産資源と管理―水産資源管理の目的と課題について;北タイ・イン川の漁場管理のロジック―天の恵みと人の恵み;資源管理とメコン開発―メコンオオナマズをめぐって;途上国における水産養殖普及―ラオスプロジェクトを事例に)
著者等紹介
秋道智彌[アキミチトモヤ]
1946年京都府生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学博士課程修了。現在、総合地球環境学研究所・副所長。理学博士。専攻は生態人類学、民族生物学
黒倉寿[クロクラヒサシ]
1950年東京都生まれ。東京大学大学院農学系研究科水産学専門課程博士課程修了。現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授。農学博士。専攻は水産学、国際開発学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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