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ヒンドゥー教徒の集団歌謡―神と人との連鎖構造

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  • サイズ A5判/ページ数 450p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790713098
  • NDC分類 765
  • Cコード C3073

出版社内容情報

北インドの集団歌謡の歌唱形式を純粋な音楽および宗教儀式として分析し、そこに神と人、人と人の連鎖と歴史的な叡智を見いだす。

内容説明

地上に顕現した神々とともに遊び、信仰を表現する手段として伝承されてきた北インドの集団歌謡。その歌唱形式を、純粋に音楽として、さらに宗教儀礼として分析し、そこに神と人、人と人の連鎖と永い年月をかけて育まれた叡智を見いだす。積年の労作。

目次

序 概要(研究の概要;サマージュ・ガーヤンとは)
第1部 サマージュ・ガーヤンの音楽構造(音楽構造の分析方法;サマージュ・ガーヤンの歌唱構造 ほか)
第2部 サマージュ・ガーヤンのふるさと―ヒンドゥー教の思想と歌謡の歴史(ヒンドゥー教とバクティ思想;バクティ思想の流れと宗教歌謡の歩み ほか)
第3部 サマージュ・ガーヤンに見る思想と音楽の連鎖構造(儀礼の流れとコスモロジー;神と人との時間とリーラー ほか)
サマージュ・ガーヤンに見られる連鎖の構造

著者等紹介

田中多佳子[タナカタカコ]
1958年、富山市生まれ。東京学芸大学特別教科教員養成課程音楽科卒業、東京藝術大学大学院音楽研究科博士前期課程および後期課程修了。音楽学博士。東京藝術大学・慶応義塾大学・放送大学ほかの非常勤講師を経て、京都教育大学准教授。博士前期課程在学中、1983~85年の2年間を休学し、インド政府給費留学生として渡印。シタールの実技を学ぶと共に、インド各地で調査を行う。1988~2002年まで、友人らとインド音楽研究会を運営、機関誌『インド音楽研究』(創刊号~第7号)を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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