内容説明
大手企業邦人現地社長誘拐。拘束の真実が初めて白日の下に。身代金２００万ドル。解放までのドキュメント。
目次
サンディエゴとティファナ
闇の足音
重い鎖…
ナイフ男の狂気
密着係の哀しみ
三十五度のアジト
剥ぐ爪…
巡る恐怖
殺される…
逃走の準備
取引失敗
略奪
別の顔
遺書
九本の線
救いの足音
事情聴取
記者会見
捜査状況
著者等紹介
馬里邑れい［マリムラレイ］
日本放送作家協会シナリオ教室研修科卒。在学中に集英社ヤングジャンプ原作大賞佳作入選。作家辻真先氏に師事し小説作法を学ぶ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mimm
2
そういえば一時期、海外で日本人社長とかエライさんの誘拐が流行ったなーとか思いつつ読みました。小説家さんのお身内さんと言うことで、あとがきにもあるように多少の創作は加えられていますが、それがエンタメ的効果でもあって面白い一冊でした。何より、無事に解放されてよかった。2013/12/02
