内容説明
近世~現代の歴史から、政治・経済、宗教、文学、エスペラント、音楽、美術、映画、日本における研究史まで、ポーランド研究のエッセンスがぎっしり詰まった「ポーランド学」総合入門書。
目次
多民族の共和国―ポーランドの歴史のもうひとつの側面
近世ポーランド「共和国」の政治文化―18世紀の地方議会を手がかりとして
ポーランド国境をめぐる理想・構想・現実
多民族国家からポーランド人国家へ
「体制移行」の15年間―政治と経済の現実
ポーランドの選挙戦に関する若干の覚書―“カバン”の哲学:政治家のカバンか、政治家になるためのカバンか
ポーランドのローマ・カトリック教会
近代初頭ポーランドの作曲家たち―古典派からショパンへの道
ポーランド文学史
ポーランドの知られざる文化的遺産エスペラント
ポーランド美術史
ポーランド絵画の巨匠ヤン・マテイコ―その歴史画を中心に
「ポーランド派」映画の日本での受容(1)―アンジェイ・ヴァイダ監督作品を中心に
「ポーランド派」映画の日本での受容(2)―イェジ・カヴァレロヴィチ監督作品を中心に
日本におけるポーランド研究―回顧と展望
著者等紹介
渡辺克義[ワタナベカツヨシ]
1960年生。山口県立大学助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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