内容説明
身体と社会学とのスリリングな出会い。社会学は身体について何を語り、身体は社会学に何を語りかけるのか。身体と社会学の出会いから見えてくるものとは―。
目次
パーソンズから「身体の社会学」へ
理論編(身体論への知識社会学的断章―「身体」という場所;すれ違った二人の巨人―パーソンズとレヴィ=ストロース;もうひとつのアメリカ社会学の可能性―シカゴ学派のnarrativeな方法;身体の社会学の過去そして未来―研究アジェンダの確立;西洋におけるヨーガ、それとも西洋式ヨーガ? ほか)
応用編(自殺論と安楽死論の出会うところ;メディアとしての健康―パーソンズの医療社会学;現代終末期医療というメタフィジック;障害者とポスト近代社会のバイオ・ポリティックス;儀礼としての切腹―身体、刑罰、シンボルを中心に ほか)
著者等紹介
大野道邦[オオノミチクニ]
1941年、中国東北部生まれ。京都橘大学文化政策学部教授・神戸大学名誉教授。専攻は理論社会学、文化社会学
油井清光[ユイキヨミツ]
1953年、神戸市生まれ。神戸大学文学部社会学専修教授。専攻は理論社会学、社会学史
竹中克久[タケナカカツヒサ]
1974年、奈良県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了、博士(学術)。日本学術振興会特別研究員。専攻は組織社会学、理論社会学。現在の研究テーマは組織における文化とシンボルの研究、コミュニケーションと組織についての考察
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感想・レビュー
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- 和書
- 戦国自衛隊1549