内容説明
新時代における「感性の教育」を展望して、青年期の美術・工芸教育に新しい地平を開き、その理念と方法を探究する。子どものアート教育と「向き合う」ための指導内容と方法の理論・事例研究を多くの教材や実践と結びつけて解説し、基礎的知識を盛り込みつつ、目の前の子どもに責任をおう教師としての基本的態度と力量を深める観点をも提示する、示唆に富んだ入門書である。
目次
1 転換期の中等美術・工芸教育の新しい道―創造性と個性の新たな問い
2 青年期アートの発達
3 アートの授業基礎理論
4 期待されるアート教育の創造設計
5 アート教育の授業研究と評価
6 デザイン・工芸教育の新しい探究―創造力評価の観点
7 新設された映像メディア表現、IT技術
8 青年期の鑑賞教育
9 アート教育の新たな視座とその教材開発
著者等紹介
竹内博[タケウチヒロシ]
京都教育大学名誉教授、(財)教育美術振興会理事
長町充家[ナガマチミツイエ]
大阪教育大学教育学部教授
春日明夫[カスガアキオ]
東京造形大学造形学部教授
村田利裕[ムラタトシヒロ]
京都教育大学教育学部助教授
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