内容説明
クリスマス・バレンタインデー・ハロウィン、東京ディズニーランド、百貨店屋上、ホテルなどの文化装置から、日本におけるアメリカ文化の受容と再構築をめぐるメカニズムを検証。コンビニ、携帯電話、インターネットへと展開をみせる新たな日本文化の創造を展望する。
目次
序章 文化の仕掛けを読み解く視点
第1章 消費文化イベントとしての外来祝祭―クリスマス、バレンタインデー、ハロウィン
第2章 東京ディズニーランド―現実と虚構
第3章 百貨店屋上―都市におけるメディア空間の変貌
第4章 ホテル―あるいは文化創造の場
第5章 インターネット―新たな文化装置へ向けての展望
結び “J”をめぐる新たな仕掛け
著者等紹介
関口英里[セキグチエリ]
横浜生まれ。ペンシルバニア州立大学大学院人文科学研究科アメリカ研究プログラム修士課程修了(M.A.in American Studies)。大阪大学大学院言語文化研究科博士後期課程修了(博士(言語文化学))。現在、同志社女子大学学芸学部情報メディア学科助教授。専攻は日米消費文化論、メディア文化論
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