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社会学の根本問題(個人と社会)

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  • サイズ B6判/ページ数 251p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710530
  • NDC分類 361
  • Cコード C3336

内容説明

G.ジンメルが現代分化社会における「社会学の根本問題」である「社会と個人」の研究を簡潔に総括した晩年の著作で、社会学の最も重要な古典の一つ。関連論文として「コケットリー」と「食事の社会学」を併載。

目次

社会学の根本問題(個人と社会)(社会学の領域;社会的水準と個人的水準(一般社会学の例)
社交(純粋社会学あるいは形式社会学の例) ほか)
関連論文(コケットリー;食事の社会学)
G.ジンメルにおける「社会学の領域」の成立(訳者付論)(「一般社会学」をめぐって;問題の所在;「社会科学の認識論」―「相互の心的な作用」としての社会 ほか)

著者等紹介

居安正[イヤスタダシ]
1928年、兵庫県伊丹市に生まれる。神戸大学文学部哲学科(社会学専攻)卒業。京都大学大学院博士課程単位取得退学。神戸大学、大阪大学、龍谷大学教授をへて現在、神戸大学名誉教授、龍谷大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tooka

1
自由と平等の二律相反性や、『社交』という遊戯的形式、『食事の社会学』など参考になった。第一・二章と代名詞が多く、ただでさえ難解らしい内容と文章が複雑になり、つっかえたり誤読する可能性が多くなっている。2009/03/26

0
形式社会学者ジンメルが、個人が社会を形成していく過程を説明したもの。近現代に於いて、個人と社会は相互関係にあり、個々人の繋がりは非常に希薄なものとなっている。そのため相互作用を研究することが社会学の目的となり、人類の闘争が一つのテーマとして扱われている。しかし反対に、社会の根本を「社会」という一つの共同体自体が持つ力が掴み、そこから「マナー」や「タブー」が生まれたことで個人と社会が対立していくこともある。ページが少ない割に中身が詰まっているが、所々論理が抜けていたり(読み間違いかも)。2011/04/23

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