Sekaishiso seminar
パーソンズと社会学理論の現在―あるいはT・Pと呼ばれた知の領域

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  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790709602
  • NDC分類 361.253
  • Cコード C3336

内容説明

近代を生き尽くすことで近代を踏み破る可能性を開示するT・P=タルコット・パーソンズ。この知的巨人の営みを、アーカイブズに眠っていた未公刊草稿に光をあてることで、クリティカルな論争の場の最前線から捉え直す意欲作。

目次

第1章 パーソンズの“失われたジンメル論”―或る未公刊草稿をめぐって
第2章 もうひとつの収斂―シカゴ学派、ジンメル、そしてパーソンズ
第3章 現代アメリカの「文化」とパーソンズ
第4章 パーソンズにおける「社会的共同体」と公共性
第5章 収斂理論そして/あるいは近代の収斂
第6章 社会学と国民国家そしてグローバリゼーション
第7章 ナショナリズムとホロコースト―もう一人のパーソンズをもとめて
第8章 パーソンズとデモクラシー―「状況の定義」としての社会危機
第9章 アメリカに死す―ウォーナーと二人のパーソンズ

著者等紹介

油井清光[ユイキヨミツ]
1953年神戸市に生まれる。1977年早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。1986年神戸大学大学院文化学研究科単位取得修了。現在、神戸大学文学部社会学専修教授。1994年エルサレム・ヘブライ大学客員研究員。1996年~97年ハーヴァード大学客員研究員
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