内容説明
アジア系アメリカ文学研究の草創期に発掘、収集、創作、蓄積された膨大な未開拓の資料に分け入り、その文学の特徴を明らかにしたパイオニアの画期的研究書。
目次
第1章 アングロ・アメリカ文学におけるアジア人像
第2章 アジア人からアジア系アメリカ人へ―初期アジア系移民作家
第3章 成功のための犠牲―二世世代の自画像
第4章 チャイナタウン像
第5章 日系アメリカ人の家族・コミュニティ像
第6章 チャイナタウン・カウボーイと女武者―新しい自己像の探求
第7章 多様性を映す鏡―アジア系アメリカ文学の新しい方向
著者等紹介
キム,エレイン・H.[キム,エレインH.][Kim,Elaine H.]
1942年、ニューヨーク生まれ。ペンシルベニア大学卒。コロンビア大学大学院にて修士号、カリフォルニア大学大学院(バークレー)にて博士号取得。現在、カリフォルニア大学(バークレー)のエスニック研究学科アジア系アメリカ研究専攻教授。コミュニティ活動としてAsian Women United of California、Oakland Korean Community Center、Asian Immigrant Women Advocatesなどの創設にかかわる
植木照代[ウエキテルヨ]
1938年生まれ。国際基督教大学卒。カリフォルニア大学(バークレー)大学院修士課程修了。現在、神戸女子大学文学部英文学専攻教授。日本アジア系アメリカ文学研究会代表
山本秀行[ヤマモトヒデユキ]
1963年生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在、神戸大学文学部助教授
申幸月[シンヘンウォル]
1959年生まれ。奈良女子大学人間文化研究科大学院後期博士課程単位修得退学。奈良女子大学非常勤講師
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感想・レビュー
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