内容説明
フランス革命期のイギリスに生きた先駆者メアリの生涯をたどり、作品の丹念な読解によって全体像を描き切る、わが国で初めての本格的メアリ・ウルストンクラフト論。
目次
第1部 生涯(ふたつの肖像画;反逆者の生い立ち;たった一人の革命;愛、そして死)
第2部 作品(合理的女子教育とコンダクトブック―『女子教育考』『実生活からの物語集』『女性読本』;人権思想と体制批判―『人間の権利の擁護』;フェミニズム誕生の背景―『女性の権利の擁護』(1)
フェミニズムの構図―『女性の権利の擁護』(2)
文明、自然、エコロジー―『スカンジナビアからの手紙』
社会的自己、感性、セクシュアリティ、母性―『女性の虐待、あるいはマライア』)
著者等紹介
安達みち代[アダチミチヨ]
京都工芸繊維大学助教授。18・19世紀イギリス文学及びフェミニズム思想専攻
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