内容説明
システム論論争、オートポイエーシス概念の導入などで知られるルーマンの歴史的研究に注目。ルーマン理論を近代の歴史的地平に接続する。
目次
序章 長期視座の歴史社会学とルーマン
第1章 ルーマン知識社会学の方法
第2章 ゼマンティクとしての近代初期人間学
第3章 相互作用ゼマンティクの変動
第4章 理論的中間考察―社会システムの時間性
第5章 愛の関係におけるコミュニケーション・メディアとゼマンティク
終章 近代ゼマンティク論の方法と歴史
著者等紹介
高橋徹[タカハシトオル]
1970年宮城県生まれ。1993年東北大学文学部(社会学専攻)卒業。富士通株式会社、東北大学大学院文学研究科博士課程、尚絅女学院短期大学非常勤講師、札幌学院大学社会情報学部専任講師などをへて現在、札幌学院大学社会情報学部助教授(文学博士)。専攻は社会システム論、コミュニケーション論
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