内容説明
ストラウス社会心理学の先駆的名著。人は、他者という鏡に映った自己を見つつ、仮面を着脱する。アイデンティティ・言語・メンバーシップ・記憶・歴史などをキーワードとする構築主義的なシンボリック相互行為論の展開。
目次
第1章 言語とアイデンティティ
第2章 自己評価と行為のコース
第3章 相互行為
第4章 アイデンティティの変容
第5章 変化と持続性
第6章 メンバーシップと歴史
第7章 結論のノート
著者等紹介
片桐雅隆[カタギリマサタカ]
1948年東京生まれ。1978年東京都立大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程修了。現在、大阪市立大学文学部、中京大学社会学部を経て、静岡大学人文学部教授、文学博士(早稲田大学)。専攻は社会学理論、社会心理学、自己論。単著に『日常世界の構成とシュッツ社会学』1982年、時潮社、『変容する日常世界』1991年、世界思想社、『シュッツの社会学』1993年、いなほ書房、『プライバシーの社会学』1996年、世界思想社、『自己と「語り」の社会学』2000年、世界思想社。編著に『意味と日常世界』1989年、世界思想社、『フィクションとしての社会』(磯部卓三氏と共編)1996年、世界思想社。共訳書にN.K.デンジン『エピファニーの社会学』1992年、マグロウヒル出版、H.ブルーマー『産業化論再考』1995年、勁草書房
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