内容説明
実体をもたない「健康」を、生きがいであるかのように求め続けても、得られるのは少しの安心と新たな不安だけ―現代日本社会を「健康社会」ととらえ、そこに内在する矛盾を照射し、不安からの脱却を企図した快作。
目次
1 健康不安の時代(健康観の変化;社会の健康化;健康の社会化 ほか)
2 健康不安の意識構造(健康不安の意識;健康不安と健康観、人生観;嗜好の意識 ほか)
3 健康不安からの脱出(健康社会における排除と画一化;健康社会のパラドックス;新しい健康観を求めて)
実体をもたない「健康」を、生きがいであるかのように求め続けても、得られるのは少しの安心と新たな不安だけ―現代日本社会を「健康社会」ととらえ、そこに内在する矛盾を照射し、不安からの脱却を企図した快作。
1 健康不安の時代(健康観の変化;社会の健康化;健康の社会化 ほか)
2 健康不安の意識構造(健康不安の意識;健康不安と健康観、人生観;嗜好の意識 ほか)
3 健康不安からの脱出(健康社会における排除と画一化;健康社会のパラドックス;新しい健康観を求めて)