内容説明
現代の出発点にたたずむ芥川龍之介の人と文学の今日性を、その異議と意義のはざまから剔抉し、研究史に新たな里程標を打ち立てる。
目次
1 芥川龍之介の世界(今、アクタガワとどう向き合うか―「作者」のゆくえ;契約の中の「芥川龍之介」―家族・読者との間で;引用とオリジン―『今昔物語集』とは何であったのか;闇の物語、物語の闇―非合理への親炙;女性のまなざし、女性へのまなざし―「秋」とセルロイドの窓 ほか)
2 主要作品研究史(「大川の水」;「羅生門」;「鼻」;「偸盗」;「戯作三昧」 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
最大255文字
2
もう二十年近いながら、比較的最近と言えそうな芥川論集成。「芥川龍之介必携」なんてもう四十年前のものですからね。 テクスト論的作品研究に対する痛烈な批判から芥川周辺の環境の非特殊性、その他幅広くテーマを取り揃えて論文12編。作品論目録あり。2018/03/04
396ay
1
ちゃんと読んでないけど、良書。全部しっかり読みたい。巻末の作品ごとの研究史も便利。2021/05/28
まっちゃん
0
やっと1冊目読み終わったー! 内容要約のレジュメつくりながら、もっと手抜きの方法はないのかと思ってしまったよ…(´;ω;`) 2日でやる予定が倍になったのは、やる気がどうも起きないのと、パソコンのせいか吐き気がするという現象…視力の問題かもなぁ。2013/09/24
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