内容説明
生きたカウンセリングを学びたい、あるいは深めたいと考えているあなたへ。事例とキーワードを通して示すカウンセリングへの道しるべ。
目次
1 カウンセリングの基礎
2 カウンセリングにおける出会いと別れ
3 カウンセリングの基本的態度
4 カウンセリングの具体的介入
5 カウンセリングにおける問題
6 クライエントの体験
7 教育現場における不登校児童・生徒のカウンセリング
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
riviere(りびえーる)
15
カウンセリングのキーワード、例えば傾聴・共感的理解・対決などについて書いてある。類書にはあまり見られない〝助言が有効な場合無効な場合″は面白かった。枠の意味や純粋性についてはその大切さとありようを改めて考えさせられた。執筆者は精神分析・ユング心理学・来談者中心療法、そしてなぜか森田療法の研究者の方々。森田療法の説得口調がなんだか新鮮に感じられる。松岡修造的熱意を感じた。全体的には執筆者が多すぎて(なんと15人)散漫な印象は否めない。なので飛ばして読んだところもあります。2018/10/13