内容説明
構造主義を重要な知的枠組みの転換点として捉え、各批評流派の代表的著作を詳細に分析しつつ、現代文学理論の成立・展開・発展の諸相、その全体像をわかりやすく見わたす。
目次
第１部 現代文学理論をめぐる状況（概説；構造主義批評）
第２部 現代文学理論の成立と展開（ロシア・フォルマリズム；神話批評・精神分析批評；マルクス主義批評；文学生産と読者の理論）
第３部 現代文学理論の発展（ポスト構造主義；フェミニズム批評；新歴史主義批評）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
工藤 杳
1
基礎知識だったので、あんまり刺激的ではないかな。よくまとまっているので初めの一冊にはいいかもしれない。それにつけても文学理論がどこまで文学を豊かにできるのか、ということを考えざるを得なかった。アートクリティックに対する疑念とかとも併せて。2017/02/12
Nobody1
0
代表的な著書を紹介しつつ、解説してくれる。ポール・ド＝マン、グリーンブラッドの章が個人的には好みです。2013/01/17
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