Sekaishiso seminar<br> 若者論を読む

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Sekaishiso seminar
若者論を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790704812
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C3336

内容説明

若者をめぐる神話はいかにして生まれたか。気鋭の執筆陣が浮き彫りにする、この20年の時代相。「メタ社会学」の試み。

目次

第1部 青年論のパースペクティブ―「異議申し立て」の嵐が去ったあとに(社会学的青年論の視角;発達理論のなかの青年像―エリクソンとコールバーグの理論を中心に;モラトリアム・若者・社会)
第2部 消費社会のなかの若者たち―消費社会の到来と「総ノリ」現象(消費記号論とは何だったのか;マーケティング時代の「若者論」と若者たち)
第3部 情報化と若者たち―新人類、おたく、そして90年代へ(情報新人類論の考察;情報化と若者の描かれ方;虚構としての新人類論)
フローチャート年表―若者論とその背景

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HOHHOO

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70〜80年代の「若者論」についての論文集。 基本的には各章で70年代青年論、80年代消費若者論、80年代情報社会若者論について批判的に検討している。 発達論、モラトリアム論、記号論、カプセル人間論、新人類論といった諸言説が流れで理解できる。 もちろん93年発行なので、若者の情報化を批判的に検証する調査でテレビの利用実態と意識から議論を展開するなど時代を感じる部分はあるが、若者論を概観するのに良書 発達論と若者消費論に断絶があるように読めるが、決して発達論が否定されているわけではない。埋める言説はありうる2020/06/07

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