内容説明
死者を追慕する万葉びとの情の根源は、その生命がついに未完であるとの感得にある。千数百年を閲して今、より良い現生を模索するための営みとして万葉挽歌の深奥に分け入る。
目次
序章 生と死と
第1章 夭折の嘆き
第2章 旅死の嘆き
第3章 夫婦の嘆き
終章 未完の魂
死者を追慕する万葉びとの情の根源は、その生命がついに未完であるとの感得にある。千数百年を閲して今、より良い現生を模索するための営みとして万葉挽歌の深奥に分け入る。
序章 生と死と
第1章 夭折の嘆き
第2章 旅死の嘆き
第3章 夫婦の嘆き
終章 未完の魂