Sekaishiso seminar<br> 法と道徳―その現代的展開

Sekaishiso seminar
法と道徳―その現代的展開

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784790704461
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3332

内容説明

二大社会規範としての法と道徳は、避妊、中絶、体外受精、ポルノグラフィーなどの現実的諸問題にどのように対処すべきか。

目次

1 法と道徳をめぐる闘争
2 道徳的多数派か―カトリックの見解
3 不道徳な少数派か―自由主義者の見解
4 法は道徳と無関係であるか―法律家の見解
5 ミルの「他人への危害」原則
6 ハートとデヴリンの論争
7 別の枠組み
8 胚を用いる実験と代理妊娠―「ウォーノック報告」
9 避妊・子供の権利・親の権利―ジリック裁判
10 医療におけるパターナリズム―インフォード・コンセント
11 資源の配分―腎臓透析
12 平等―差別の問題
13 自由―表現の自由とポルノグラフィー
14 法の道徳と道徳
付録 法と道徳についての所見

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Bevel

3
訳者解説がとてもよい感じ。原著が1991年で、主題が性に偏っていて今とだいぶ雰囲気が違う印象。法が決まるプロセスみたいなものをあまり考慮に入れていないのかな。他者危害原則の空虚さを主張して、法を考えるうえでの道徳の側面と事実の側面を分けて考え、功利主義ではなく権利を重視するいうアプローチは、ウォーノックより大分後退してて、言葉遊び感が増してるように思う。ウォーノック報告かなり絶妙なバランスだと思うけどなあ。2022/11/03

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