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出版社内容情報
福田邦夫[フクダクニオ]
著・文・その他
内容説明
多くの色彩書が、いわば現代の色彩研究の表通りを主として紹介するものであるならば、本書は裏通りや横丁、路地の奥まで足をのばして、もう少し身近な色の実感を確かめてみることが主な内容である。すでにさまざまな形でとりあげられているような実用的「色彩入門」ではなく、個々の色を主役として、色の多義的な解釈を紹介するものである。色とは本来美しいものであるならば、色名もまた、やはりその象徴であるべきだ。さまざまな色にゆきあたりながら、その意味と文化を縦横に考察しつつ、色のもつ象徴性をいま一度考えてみる。
目次
1章 色の分類
2章 赤そしてピンク
3章 橙と茶色の仲間
4章 金色と黄色そしてオリーヴ
5章 緑
6章 青
7章 紫
8章 無彩色―白・灰色・黒
著者等紹介
福田邦夫[フクダクニオ]
1931年京都生まれ。東京教育大学教育学部芸術科卒業。(財)日本色彩研究所、(財)日本色彩社、(社)日本流行色協会、九州産業大学芸術学部助教授、(財)日本色彩研究所企画管理部長を経て、女子美術大学大学院教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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