出版社内容情報
カラーハーモニーは色彩論の歴史の中で幾世紀にもわたって廃れることなく生き延びてきた仮説である。しかし未だ解けずにいる。この探求にかけた先人たちの足跡をたどり、その行方を展望する。色彩を扱う人には必読、必須の本。
内容説明
カラーハーモニーの仮説が、智・情・意という精神の三角座標の間で、どのように調和を図ってきたかを、さまざまなカラーハーモニー研究の歴史的変遷を通じて確かめる。カラーハーモニー研究の決定版。
目次
1章 カラーハーモニーの理論を考える前に
2章 カラーハーモニーの古典的な仮説
3章 視覚の法則の研究から色彩学が成立
4章 色彩計量化の時代
5章 現代のカラーハーモニー研究と日本の色彩調和論
6章 カラーハーモニーの行方
著者等紹介
福田邦夫[フクダクニオ]
1931年京都生まれ。東京教育大学教育学部芸術学科卒。(財)日本色彩研究所、(株)日本色彩社、(社)日本流行色協会、九州造形短期大学・九州産業大学芸術学部助教授、(財)日本色彩研究所企画管理部部長、女子美術大学大学院教授を経て、現在、日本色彩学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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