内容説明
ここから近代色彩学がはじまった、万人のための色彩学。配色の基礎から応用まで体系化。印象派絵画に大きな影響をあたえた名著!シュブルールの色彩学、待望の本邦初訳。
目次
第1編 色彩の同時対比の法則について
第2編 色彩の同時対比を応用した実践的研究
第3編 絵画の色彩について
第4編 空間的に限定された人工的対象の配色方法
第5編 配色物に関する経験的美学
第6編 さまざまな発色素材や無色の素材によって視覚に訴える、多様な美術分野に共通する造形原理について
第7編 対比現象に関する結論的な考察
著者等紹介
佐藤邦夫[サトウクニオ]
1932年宮城県仙台市生まれ。1957年東京芸術大学美術学部芸術学科卒、芸術学士。日本色彩研究所付属(株)日本色彩社デザイン課主任。1966年日本カラー・デザイン研究所取締役計画部長。「カラー・イメージ・スケール」の研究開発と国際色彩学会米国大会で論文発表。1983年感性マーケティング研究所を創立、代表取締役所長。1965年~1990年武蔵野美術大学デザイン科、桑沢デザイン研究所色彩学講師。1990年~1991年建設省シビック・デザイン研究導入委員。現在、感性マーケティング研究所所長、公共の色彩を考える会理事。感性アナリスト養成講座(佐藤ゼミ)2年間コースを毎月開講。インストラクターズ・ネットワーク名誉顧問。ビジュアル、ファッション、プロダクト、スペース各分野の企業コンサルタント、委託研究、商品企画、講演会、出版等々で活躍。1996年『色彩・形態・材質のテイスト・スケール』の日本特許権を共同取得。2000年同「Taste Scale」のアメリカ特許権を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。