内容説明
流星、彗星、金星、火星…天上の星々への信仰は古代中国思想の伝来。すっかり日本に根付き今なお、庶民の星に対する拠りどころである。
目次
文学からみた日本人と星(日本文学に現われた星;星の文学)
星占い・星祭りのなりたち(天文道の伝来と発達;陰陽道の伝来と発達 ほか)
星占い・星祭り(流星;彗星 ほか)
地に降りた北辰北斗(武家の妙見信仰;庶民の妙見信仰 ほか)
星占い・星祭りの残照(九曜星;九星)
著者等紹介
金指正三[カネサシショウゾウ]
大正3年、静岡県富士市に生まれる。昭和16年、東京帝国大学文学部国史学科卒業。昭和18年、東京帝国大学経済学部経済学科卒業。同大学院経済学研究科修了。海上保安大学校教授、同副校長、山陽女子短期大学教授、呉市図書館長を歴任。法学博士。勲三等瑞宝章受章。平成元年4月24日逝去、享年74歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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