内容説明
30年ぶり待望の復刊!上古より現在の監獄法の制定された明治末期まで時代とともに変化した刑罰の通史。古来の法の精神と習俗を考証して、法制史の興味ある話題を提供。
目次
第1部 日本行刑史話(祓いと禊;律令の刑罰体系とその行決;獄令の規定と囚獄司;検非違使の庁例と着〓(だ)政
武家の成敗 ほか)
第2部 獄制史の研究(囚獄上人春朝;京都六角の牢屋敷と雑色・見座・中座;京都所司代板倉父子の篭屋証文;武士の切腹と小伝馬町牢屋敷;人足寄場の創始者長谷川平蔵 ほか)
著者等紹介
瀧川政次郎[タキカワマサジロウ]
明治30年(1897)5月、大阪市西区に生まれる。極東国際軍事裁判日本弁護団のひとり。法学博士。国学院大学名誉教授。平成4年(1992)1月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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