内容説明
石油やコンピュータと無縁だった、貧しくはあっても心ゆたかだった昭和の暮しを彩ってくれたなつかしい小道具の数々100点が、いま蘇る。矢野誠一のショート・エッセイに、俳人中原道夫が絵を添えた、ゴージャスでノスタルジックな大人の絵本。
目次
衣(ハンカチ;白手袋 ほか)
食(サンドイッチ;ラムネ ほか)
遊(ブランコ;馬券 ほか)
住(旗;長火鉢 ほか)
著者等紹介
中原道夫[ナカハラミチオ]
1951年、新潟生まれ。1974年、多摩美術大学卒業。1990年、第一句集『蕩児』(富士見書房)により第13回俳人協会新人賞。1994年、第二句集『顱頂』(角川書店)により第33回俳人協会賞。1998年10月より「銀化」主宰。2001年、『中原道夫俳句日記』(ふらんす堂)。新潟日報俳句欄選者、BS俳句王国選者、俳人協会幹事など
矢野誠一[ヤノセイイチ]
1935年、東京生まれ。演劇評論、劇評、評伝、エッセイ、コラムなどを執筆
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