赤虫村の怪談

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赤虫村の怪談

  • 大島 清昭【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 318p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784488028756
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報



大島 清昭[オオシマキヨアキ]
著・文・その他

内容説明

愛媛県の山間部にある赤虫村には、特異な妖怪譚が存在する。黄色い雨合羽を着て嵐を呼ぶ「蓮太」、火災を招く「九頭火」、廃寺に現われる無貌の「無有」、そして村の有力者一族が信奉する「苦取大明神」。かねてから赤虫村について調査していた怪談作家・呻木叫子は、村の名家・中須磨家を襲う不可能犯罪の解明に関わることになる。神木の枝上に遺棄された全裸屍体、石蔵の密室で発見された焼屍体…立て続く事件は衝撃の結末を迎える。第十七回ミステリーズ!新人賞受賞者による初長編。

著者等紹介

大島清昭[オオシマキヨアキ]
1982年栃木県生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。研究者として幽霊・妖怪について論考を発表するかたわら、2020年、怪異と謎解きのバランスの新しさを高く評価された「影踏亭の怪談」で第十七回ミステリーズ!新人賞を受賞。同作を表題とした連作短編集『影踏亭の怪談』を21年に上梓する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yukaring

93
怪談作家の呻木叫子が活躍する怪談ミステリ。今回は長編でなかなか読み応えあり。山間部の小村「赤虫村」で村一番の名家・中須磨家の人々が次々に怪談になぞらえて殺される。神木の上の全裸死体、密室の蔵の中の焼死体など不可能犯罪の連続に警察は頭を抱える。「赤虫村」では名家が祀る神"くとる様"や"無有""蓮太"など特異な怪談伝説が多数あり、取材に来た呻木叫子が事件に巻き込まれていく。どちらかというと呻木叫子の怪異譚の原稿が中心で殺人事件の話はあっさりめ。怪談殺人の謎解きもよかったが、村に伝わる怪異の考察が深く楽しめた。2022/09/11

☆よいこ

86
オカルトミステリー。愛媛県赤虫村に伝わる妖怪譚は現代も生きている。無有(ないある)/位高坊主(いだかぼうず)/九頭火(くとうか)/苦取(くとる)/蓮太(はすた)▽怪談作家の呻木叫子(うめききょうこ)は赤虫村で現地調査を行う。村の名家・中須磨(なかすま)家で次々と人が亡くなる。見つかった遺体は、雪密室の大木の上で見つかったり、密室の石蔵で焼けたり、とても不可解な状態だった。呻木は、過去の神隠し事件や祟りで死んだとされる事象を探りながら、事件の真相を追う▽クトゥルフ神話のかほり。最悪の形ってなんなん、やばい2022/11/05

sin

86
読者は冒頭で2つの不可能犯罪に遭遇する。そしてアーカム、イタカ、クトゥグア、ハスター、ナイアルラトホテップ、クトゥルー、インスマス、ダゴン、ヨグ=ソートス、アザトース、シュブ=ニグラス、イグ、ネクロノミコン、ウェイトリイ、再びアーカム、クトゥルー、インスマス…そしてガタノゾーア…忌まわしき神話に呼応する名称のオンパレード!土着の妖怪に怪談に身をやつした邪神たちが極東の島国の寒村を跋扈する。『いあ。いあ』村に伝わる妖怪の仕業になぞらえた殺人は続き怪談作家は探偵の役を担って犯行の謎を解き明かすのだったが…!?2022/10/03

mocha

73
【日本の夏は、やっぱり怪談】四国の寒村に現代も相次ぐ妖怪の祟り。怪談作家・呻木叫子が調査に乗り込む。事は村を牛耳る一族の禍々しい連続殺人事件へと発展し・・。民俗学の雰囲気もありつつの密室トリックミステリーは横溝正史を思わせる。そして、なんと言っても四国に移植されたクトゥルー神話にわくわくする。ラヴクラフトファンならもっと楽しめただろう。〈Net Galley〉にて2022/08/19

★Masako★

65
★★★✰︎☆怪談作家・呻木叫子シリーズ第二弾。多くの妖怪譚が存在し、現在でも妖怪の目撃者がいる愛媛の赤虫村。この村の名家・中須磨家で立て続けに起きた不可解な殺人事件に、呻木が関わることになり…。「呻木叫子の原稿」なる取材記事と現在の話が交互に書かれているのだが、内容が重複してたり時系列が少し混乱したりで読みにくかった💦 色々な事が繋がり事件の真相が解明される後半は面白かったが。この話は1作目の前日譚になるのかな?民俗学や妖怪(幽霊)とミステリーの組み合わせは好みなので、既刊の新作も楽しみだ♪【図書館本】2023/09/23

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