内容説明
新歌舞伎座開場を目前に他界した12代目團十郎。その父が11代目を襲名する際に初代から10代目までの「團十郎」の業績、芸風をまとめて欲しいと懇意にしていた著者に依頼した。代々の舞台のさまに想いを馳せる。梨園随一の名跡歴代「團十郎」の人と芸風。
目次
元祖團十郎
二代目團十郎
三代目團十郎
四代目團十郎
五代目團十郎
六代目團十郎
七代目團十郎
八代目團十郎
九代目團十郎
十代目團十郎
歌舞伎十八番一覧表
堀越氏系譜
市川家名跡一覧
付録・助六所縁江戸桜(脚本)
著者等紹介
金沢康隆[カナザワヤスタカ]
1915年12月、東京麹町生れ。東大農学部卒。府立高校の頃から歌舞伎・邦楽の芸に魅せられて古いレコード収集で知られ、若手俳優との交流が始まった。戦後、型の研究・演出論が買われて俳優の相談相手となる。特に十一代目市川團十郎に信頼された。1970年7月歿。享年55歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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