落語『死神』の世界

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790503057
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0095

内容説明

外国種の落語『死神』の原話はグリム童話かオペラ作品か、日本に仕入れた人物は誰か、落語にしたのは近代落語の祖・三遊亭円朝なのか。落語『死神』のルーツを探り文字通りの東奔西走。

目次

序の巻 クリピスノ、クリスピノ問題
上の巻 落語『死神』の構成要素(落語『死神』の筋;オペラ『クリスピーノと代母』;グリム童話『死神の名付け親』;「名付け親型死神譚」の構成要素)
中の巻 落語『死神』の成立の経緯(落語『死神』の作者・成立時期・ネタ提供者;福地桜痴、その洋行;落語『死神』の制作年代)
下の巻 死神の日本化(世界の死神譚と落語『死神』;落語『死神』と日本文化)

著者等紹介

西本晃二[ニシモトコウジ]
1934年、奈良生れ。1956年、東京大学文学部(フランス文学)卒業。1961年、カナダ・ラヴァル大学文学部大学院卒業(文学博士)。1963年、フランス政府国費留学生(パリ大学人文系大学院博士課程)。1966年、ペルージア外国人大学上級課程(イタリア語・文学教授資格)。1968年、カナダ・ヴィクトリア大学客員助教授(フランス・日本文学)。1971年、東京大学文学部助教授(フランス文学)、教授(81年、イタリア文学)。1985年、ナポリ東洋大学客員教授(日本文学)。1993年、東京大学文学部長。1994年、ローマ日本文化会館長。1997年、政策研究大学院大学教授(文化政策)、副学長(98年)至現在。専攻はルネッサンス研究
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