内容説明
広大な阿蘇くじゅう国立公園の自然の姿を多くの人々に紹介する博物展示施設の館長でもある著者。驕ることなく休むことなく歩み続けてきた歌人の、褪せることのない人生の軌跡が纏められた歌集である。
目次
月に真向ふ
今宵の月
たまゆらの孤独
生きてあること
ジュークボックス
北へ
夜の部屋
病室の窓
月光の道
冬の雨
ミニトマト
湖に死す
灯を点す
蜻蛉〔ほか〕
著者等紹介
橋爪あやこ[ハジズメアヤコ]
昭和16年(1941年)東京都にて出生。平成10年(1998年)「朱竹」再入会。工藤忠士の後、伊勢方信に師事。日本歌人クラブ九州ブロック全九州短歌大会、良道忌短歌大会他の入賞など。平成20年から24年まで、「朱竹短歌会」創立者の淺利良道を偲ぶ「良道忌短歌大会事務局」などを経て、現在、朱竹短歌会運営役員。大分県歌人クラブ地域代表代議員、玖珠九重短歌会代表。日本歌人クラブ会員。昭和45年(1970年)花柳流名取資格を取得、5年後、花柳流富士和会を発足、会主となり日本舞踊の指導・活動を始む。昭和60年(1985年)花柳流専門部資格を取得し現在に至る。平成7年(1995年)から九重の「長者原ビジターセンター」に勤務、平成9年(1997年)から平成23年(2011年)まで館長を務む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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