内容説明
シェイクスピアの『マクベス』のせりふ「明日も、明日も、また明日も」に触発されてできた歌だと英文学研究の作者は言う。平凡な生活に父を想い母を想い、係累の尊さを考える。身のめぐりから豊穣な自然の摂理を感受する魅力の第一歌集。
目次
１ （讃岐うどん；記憶と言葉；庭園；さつきの小枝；クィーンなる緑のドーム ほか）
２ （フィヨルド；父と太宰；異常気象；引越し；副葬の衣 ほか）
著者等紹介
佐野昭子［サノアキコ］
１９４０年東京都に生まれる。１９６３年お茶の水女子大学英文科卒業。１９６８年同大学大学院修士課程修了。１９７３年お茶の水女子大学勤務。１９７６年帝京大学勤務。１９９４年英国バーミンガム大学マスター・オブ・フィロソフィ。２００５年長風短歌会入会、上月昭雄に師事。２００８年長風新人賞受賞。２０１１年帝京大学定年退職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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