目次
展望台
夏空
平潟湾
侍従川
雪見橋
新川橋
鶏鳴
病室の父
シェーバーの音
すさみゆく時代〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
93
手堅くまとまった歌集。斬新さや華やかさはないけれど、日々の生活を慈しむように詠んでいるところが良かった。「大根の畑の青葉わたり来る風の寒さにみはひきしまる」のように、この歌人は日常の何気ない情景をから詩情を掬い上げて、歌にするのがうまい。心を病んで引きこもっている娘さんに対する想いを歌にしたものが一番心に残った。「ひきこもるわが子の生の静けさは春を待つ冬の木立と思はむ」2014/09/21
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- 和書
- 乙女の美術史 〈日本編〉
