内容説明
夜明け方、孤独な魂を積んだ「石の舟」が仄暗い水路に浮かびあがる。単独者の夢をかき消す吹きさらしの風の中を、あの小さな舟は何処へ…。いま長い彷徨の時を終え、回生の光を浴びて声をあげるヴィヴィッドな言葉たち。
目次
航海記
海、目覚めまで
わが泳法
海の声
落日を拾いに
ジパング脱出
舟の行方
船霊
“Now”の舟
春のジンクス
石の舟
亡きひとに柩の傍らで
ことばを汲む場所
春の恵み
砂の少女
兎さがし
旅の終りに
夜明け方、孤独な魂を積んだ「石の舟」が仄暗い水路に浮かびあがる。単独者の夢をかき消す吹きさらしの風の中を、あの小さな舟は何処へ…。いま長い彷徨の時を終え、回生の光を浴びて声をあげるヴィヴィッドな言葉たち。
航海記
海、目覚めまで
わが泳法
海の声
落日を拾いに
ジパング脱出
舟の行方
船霊
“Now”の舟
春のジンクス
石の舟
亡きひとに柩の傍らで
ことばを汲む場所
春の恵み
砂の少女
兎さがし
旅の終りに