出版社内容情報
家のお風呂が壊れて、じいちゃんと初めてお風呂やさんに行った そうた。でもとびらを開けた先にいたのはたくさんの赤おにたち…! 「ど、どうして?」そうたがどきどきしながら、こわごわ熱いお湯に浸かっていると頭に角が生えてきて…。
内容説明
そうたのうちのおふろがこわれた。「そうた、おふろやさんにいこう」じいちゃんがいった。「うん!」
著者等紹介
苅田澄子[カンダスミコ]
出版社勤務後、フリーで編集をしながら小沢正氏に師事
りとうようい[リトウヨウイ]
奈良県生まれ。自由な発想で独自の世界観をもつ作品を創り続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
50
自宅のお風呂が故障し、おにのおふろやへ行く事に。そこのお湯が熱すぎて・・・。単純なストーリーは読みやすく、絵も迫力がありました。小さい頃、近くに銭湯がなくて一度も行った事がない。子供の頃にあった五右衛門風呂。学校から帰ると煙突から煙が出ているのを見て、五右衛門風呂だ~っと大喜びしたのが懐かしい。五右衛門風呂は芯まで温まるし、あの木蓋をバランスよくのるのが難しかったなぁ。2021/05/30
chiaki
41
自宅のお風呂が壊れてしまったので、じいちゃんと『おにのおふろや』に行くことになったそうた。浸かった湯船が鬼熱くて、じいちゃんとそうたは…。うーん、面白いけどなんとなく先が読めちゃうのと既読感あってちょっと物足りなかったかな。絵がパワフル!2021/02/02
とよぽん
39
読んでいるうちに、これは読んだことがある! と思うが、読メに登録はしてなかった。苅田澄子さんの発想は、いつも面白いところを突いてくる。2024/05/18
mug
39
じいちゃんに連れられ 『おにのゆ』へ行くことになった そうた。 初めてのお風呂屋さんに ワクワク ドキドキ… お風呂場のドアを開けた瞬間の そうたの驚き。 平然としている じいちゃん。 どういう展開に…? えっ、もしかして もしかして… やっぱり~😂な面白さ。 赤いページが続いたあとの リセット感も素晴らしすぎる🤭 👦ひたすら笑った後の、ラストにポカン😶 ついて行けなかったようで、 ページを戻り、確認していました😂2023/02/17
ヒラP@ehon.gohon
33
最近どんどん数が減って来た銭湯ですが、家庭のおふろが壊れ てしまったら大変です。 そんな大変な時に、初めて銭湯に行った子には、不思議な場所に思えるのでしょう。 熱めの風呂に使ったお客さんたちが鬼に見えるのも、面白いですね。 出たあとに定番のように飲む牛乳の意味がこれだったのかと、妙に納得させてくれました。2024/02/24