出版社内容情報
暑い日リョウが港を走っていると自分のかげぼうしがいません。おまわりさんに聞くときみがかげぼうしを海へ落っことしたから、乾かしているよと言われます。リョウがかげぼうしを迎えに行くと…
著者等紹介
三木卓[ミキタク]
東京都生まれ。詩集『わがキディ・ランド』で高見順賞、『鶸』で芥川賞、童話集『ぽたぽた』で野間児童文芸賞、『イヌのヒロシ』で路傍の石文学賞など受賞
杉浦範茂[スギウラハンモ]
愛知県生まれ。東京芸術大学図案科卒業。『まつげの海のひこうせん』(偕成社)で絵本にっぽん大賞、その他、芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫綬褒章受賞など国内外で多数の賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
12
《本屋》影の気持ちがわからないでもない。いいおもいもしたいよね。2019/06/27
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
影なのに、自分勝手に動くしお喋りもする影。影の持ち主(本人)ばかり良い思いをしてズルい!と文句を言うし、ふてくされる(笑)でも、最後は一緒にジュースが飲めて良かった。2019/07/02
ヨシ
11
かげぼうしが意思を持ち、自分を邪険にした持ち主のリョウに対して拗ねちゃって…なんともシュールな三木卓の絵本。最後の1ページの意味が謎。スッキリしないのが良いのか悪いのか。う〜ん。誰かあの意味を教えて〜!2023/06/04
いっちゃん
9
ジュースという題で絵本を書きましょうって言われて、こんなお話思い付く人いるー?楽しかった。2019/08/30
けいねこ
9
ぼくと影とのニヤリとできる絵本。杉浦範茂さんの絵も楽しい。2019/08/27