出版社内容情報
妹のなつみが風邪で寝込んでいます。「何が食べたい?」とお姉ちゃんが聞くと、なつみは「さんぼんぼう」。お姉ちゃんは、一生懸命、“さんぼんぼう”の意味を考えます。そして、さんぼんぼうを探しに出かけます。妹のために一心にがんばるお姉ちゃんの姿はとてもさわやかです。
高橋秀雄[タカハシヒデオ]
著・文・その他
えがしら みちこ[エガシラ ミチコ]
イラスト
内容説明
いもうとのなつみがねつをだしてねこんでいます。「なにかたべたいものないの?」おねえちゃんがきくと、「さんぼんぼう」さんぼんぼうってなんだろな?
著者等紹介
高橋秀雄[タカハシヒデオ]
栃木県生まれ。日本児童文学者協会会員。季節風会員。うつのみや童話の会会員。『地をはう風のように』(福音館書店)で第58回青少年読書感想文全国コンクール課題図書、『やぶ坂に吹く風』(小峰書店)で第49回日本児童文学者協会賞受賞
えがしらみちこ[エガシラミチコ]
江頭路子。福岡県生まれ。熊本大学教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ツキノ
20
【姉妹の物語】2018年6月発行。高橋秀雄×えがしらみちこ。幼稚園生かと思われる姉が熱を出した妹を心配。「さんぼんぼう」が食べたいと言われ、あれこれ考えついには外へ。独特の幼児語っておもしろいよね。長男もポテトを「ポピット」とかアイスを「アップ」とか呼んでいたなぁ。【66-625】2022/03/26
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
12
妹のなつみちゃんが熱を出して食欲がなく心配するお姉ちゃん。食べたいものを聞くと「さんぼんぼう」と答えてくれましたが、さんぼんぼうが何か分かりません。お姉ちゃんは外にさんぼんぼうを探しに行きます。読み聞かせするなら、さんぼんぼうが何かわかった下読みの段階でイントネーションに気をつけるといいな、と思います。また紙質がツルツルしているので、めくりにくさも感じました。優しいお姉ちゃんにほっこりする絵本です。2020/10/11
海(カイ)
11
【図書館】熱を出した妹に何を食べたいか聞くと『さんぼんぼう』と言う。が、一体“さんぼんぼう” って何だろう?と一緒になって考えながら読み進めていきました。なるほどねぇ。2019/02/06
刹那
5
病気の妹のために、お姉ちゃん頑張ります(๑′ᴗ‵๑)2018/11/05
HNYYS
4
図書館本。さんぼんぼう?色々考えてしまいましたが、なるほどーと納得。小さい時の発言は、色々面白いものがあったなぁとふと思い返したりもしました。2020/06/19