出版社内容情報
ニューメキシコの砂漠の町に科学者たちがやってきました。ひみつの計画のために政府にやとわれた科学者たちです。計画は極秘とされだれひとり情報をもらしません。思いもよらないものが作られているにちがいありません。なにが完成するのでしょう。
内容説明
ニューメキシコの砂漠の名もない町に、科学者たちがやってきました。ひみつの計画のために、政府にやとわれた科学者たちです。計画は極秘とされ、だれひとり情報をもらしません。思いもよらないものが作られているにちがいありません。もうすぐ完成しそうです。時計の針がチクタクと時を刻み…
著者等紹介
ウィンター，ジョナ［ウィンター，ジョナ］ ［Ｗｉｎｔｅｒ，Ｊｏｎａｈ］
詩人。絵本作家。３０作以上のノンフィクション絵本を手がける。ジャネット・ウィンターの息子
ウィンター，ジャネット［ウィンター，ジャネット］ ［Ｗｉｎｔｅｒ，Ｊｅａｎｅｔｔｅ］
絵本作家。伝記や、実際にあったことにもとづいた絵本を数多く手がけている
さくまゆみこ［サクマユミコ］
東京に生まれる。文化出版局、冨山房で児童書編集に携わったのち、翻訳家として活躍中。「アフリカこどもの本プロジェクト」代表。ＪＢＢＹ会長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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chimako
92
8/6に。召集された優秀な科学者たちは何を思ってガジェットを作ったのか。研究に研究を重ね、秘密裏に作られるガジェットをどう思っていたのか。実験で上がった大きなきのこ雲はその科学者たちまで飲み込んだ。サボテンなコヨーテやプレーリードッグも。美しい絵を描く画家も、人形を作るホピの人たちも飲み込んだに違いない。その３週間後、日本には二つの原子爆弾が落とされた。20万人が亡くなった。軍人ではない大人と子どもがほとんどだった。あの科学者たちはガジェットの完成を誇りに思っているのだろうか。後悔してはいないのだろうか。2019/08/06
けんとまん１００７
91
絵本だからこそ伝わるものがある。余計なものが、削ぎ落されたストーリー。何かが起きる時、意図があり、そのための動きがあり、一見、関係ないことが最後につながる。そして、場合によっては、人間性を無視し壊してしまう。2019/09/07
♪みどりpiyopiyo♪
78
さいしょは、砂地の山の、のどかな風景のなかに、科学者たちがやってきました。ひみつの計画のために…。 ■ミステリーちっくな絵本を読みました。秘密の計画、秘密の開発…。■この本、前情報なしに読むのがおススメ。私はうっかり 何のお話か事前に知ってしまったけれど、知らずに読んだ方が 得体の知れないモヤモヤが味わえると思います。■こーいう本がアメリカから出てきた事に大きな意義を感じます。（2017年）（→続2019/08/24
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
64
ここでの計画はなんだったんでしょう・・。ナチスドイツより前に原爆を開発したくて急いでいた？！これがなければ何十万人の尊い命の灯火が消えなかったと思うと悔しいです。アメリカの子供たちは、広島や長崎の原爆投下は戦争を終わらせるために仕方がなかったと教育されているそうです。でも最近はその考えも変わってきたようで、この本もアメリカ人作家が書かれたという事に大きな意味を感じました。いつかこの世界から核がゼロになる事を願う。2018/10/10
イケメンつんちゃ
62
あーあ疲れる とにかくお米を購入しなければ 朝早くから 酒ビッグ となり町 元住んでいた団地街にはない 少し北に 名古屋カローラの反対側にもない 諦めました 自分が胸ぐらを掴まれればいいんやと ｢ある閉ざされた雪の山荘で｣ ミッドナイトで観ました 読みたかった ふたつのものがたり 到着致しました モロ オッペンハイマー すみません 先に映画を見てしまい たいへんスムーズに 原爆は落とされました たいへんガッカリです 二度とこのような不幸が起きないこと いつまでもいつまでも ギリギリでいつも生きていたいから2025/02/19
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