内容説明
きょうはさきちゃんの誕生日。おかあさんは仕事から早く帰ってくると言ったのに…。おかあさんが遅くなったわけは？
著者等紹介
西本鶏介［ニシモトケイスケ］
奈良県生まれ。昭和女子大学名誉教授。児童文学評論、民話研究、創作と幅広く活躍
渡辺有一［ワタナベユウイチ］
旧満州生まれ。武蔵野美術短期大学卒業。『はしれきたかぜ号』（童心社）で絵本にっぽん賞、『ねこざかな』（フレーベル館）でボローニャ国際児童図書展グラフィック賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
テルテル
61
親の姿がそのまま子どもに反映されるのだというメッセージを感じる。私のお気に入りの絵本『おおきなあな』と共感できる。私も、先日、１００㍍先で車が自転車にぶつかり倒れる少年をみた。沢山の車が素通りしていった。なんて冷たいのか。ぶつけた車も一度少年と話をし立ち去ろうとした。私は、急いでその車を止めて、警察と保護者に連絡をとり少年を保護した。私の車には娘が乗っていた。それを見て私の娘は『正しいことをしたね』と笑顔で言った。父親がやってきた。少年はホットしたのか涙を流して二人でお礼を言った。子どもは親の姿を見ている2015/04/11
かおりんご
40
絵本。2014年度課題図書。子どもというより、お母さんがメインの話。これで読書感想文を書くとしたら、自分のお母さんが人助けをしたらという設定で書くのかな？それとも、自分だったらどう行動するかかな？子どもがどうこの話を捉えるのか、気になるところ。2014/06/14
chiaki
34
さきちゃんは、おばあちゃんとタクシー運転手として働くお母さんとの３人暮らし。6歳の誕生日のある夜、お母さんの帰りを待つさきちゃんでしたが…。倒れている人を放っておく訳にいかなかったお母さんの気持ちはわかるけど…救急車呼んで！って思わずツッコミたくなります。さきちゃん寝不足の中、次の日園に行ったんだな〰️お母さんは仕事休みなら休ませてあげたら良かったのになーとか、これが課題図書かーとか、つい要らぬことを考えちゃいました。働くお母さんの気持ちが少しでも伝わればいいな！2019/12/02
かおりんご
34
読み聞かせ（105）どうなるんだろうと、はらはらしながら聞いていた。でも、何度よんでも、これでどう感想文を書くのだろうと思ってしまう。2016/07/04
mug
32
今日は さきちゃんの6歳の誕生日。 なのに お母さんは 待てども待てども 帰って来ない。 仕事から帰って来ないお母さんが 何をしていたのかというと… · 『他人を思いやるとはどういうことか。 家族が助け合って生きるには どうしたらいいのか』 そういったことを伝える『生活童話』 とのことですが… お母さんの気持ちは素晴らしいけど、 ちょっと現実的じゃないような…😅 さらに設定が“誕生日”というのが 残酷すぎる🥺 モヤモヤの残るお話でした💦💦2023/03/01
