内容説明
寺山修司も絶賛したマンガ界不朽の名作をテッテイ論証。
目次
第1章 「あしたのジョー」の原点
第2章 矢吹丈とは何者か?
第3章 あしたのために=段平との出会い
第4章 白木葉子の熱情
第5章 宿命の対決=力石戦
第6章 矢吹丈の復活=カーロス・金竜飛戦
第7章 林紀子VS白木葉子
第8章 パンチ・ドランカーそして世界戦
第9章 「あしたのジョー」の伝説
矢吹丈の全戦歴(ケンカも含む)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MIKETOM
5
興味深かった三項目。①力石の死因は過酷な減量によるもの。しかし真相は、力石の初登場の時、千葉は丈よりもずっと大きな男として書いてしまった。梶原は困り果て、苦し紛れに過酷な減量という原作にした←このことはよく知られたエピソードだが、さらに奥にもう一つの真相が。実は力石には致命的な癖があり、それが命取りになったらしい(このことは千葉も梶原も気がついてないかも)。②丈は最後の試合結果を知っていたのか。そして丈の死の瞬間を目撃したのは誰か。③最後の試合、過去の知り合いたちが会場に応援に駆けつけているが→2020/12/28