内容説明
高度な試合になればなるほど、技だけでなく戦術の占める比重が高くなる。豊富な経験と筑波大学剣道部監督として多くの剣士を育成してきた著者が、実戦に勝つための戦術、理法を基本に基づいて平易に解説する。
目次
第1章 中心をとるための基礎動作
第2章 中心を攻めて打つ
第3章 突きで攻めて打つ
第4章 誘って打つ
第5章 意表をつく
第6章 変化に応じて打つ
第7章 相手の動きを見て打つ
第8章 打突に対応して打つ
第9章 鍔競り合いからの攻め
第10章 上段に対する攻め
第11章 上段からの攻め
第12章 上段に対する技
第13章 実戦における心構え
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Akihiko Ito
1
初心者には教科書として使えるし、四段以上くらいの人には基本に立ち返って自分の剣道を見直すきっかけになる良書。 真新しいことが書いてあるわけではなく、今まで色々な先生方から聞いたようなことばかりだけど、それがある程度体系的に、簡潔にまとめられている。 精神論や小手先のテクニックに終始することなく、古くからの教えや基本を大事にしつつ、現代の剣道にあった応用が解説されていて良い。 2024/07/24
Sanchai
0
長く愛用している本書、四段合格とともにいったん読了とします。多分これからも時々読むでしょう。2012/04/16