内容説明
ハンガリー、アラスカ、ニューヨーク、インドネシア、オーストリア。各国で剣道を指導することになった若き日本人剣士たちは、文化の壁にぶつかり、乗り越えながら、その国を理解し、同時に日本を、そして剣道を深く見つめ直す。
目次
第1章 ニューヨーク(アメリカ合衆国)(片岡昇)
第2章 ハンガリー(阿部哲史)
第3章 インドネシア(目黒雅男)
第4章 オーストリア(亀本龍太郎)
第5章 アラスカ(アメリカ合衆国)(安藤正康)
付章 欧州から見た剣道の国際化(阿部哲史)
著者等紹介
片岡昇[カタオカノボル]
高知県立安芸高校を卒業し、協和農機株式会社に勤務。全日本都道府県対抗優勝大会で2位(先鋒)になるなど活躍する。74年に渡米し、2年後にニューヨークシティ剣道クラブ創立。ケン・ケンセイの芸名で映画俳優としても活躍し14本の映画に出演。現在、全東部米国剣道連盟会長
阿部哲史[アベテツシ]
1964年生まれ。国際武道大学体育学部卒業、筑波大学大学院修了後、平成4年に青年海外協力隊の剣道コーチとしてハンガリーへ。6年よりハンガリー剣道連盟技術局長兼ナショナルチーム監督。現在ゲイトオブダルマ大学助教授として武道文化論、日本語教育を担当する。剣道錬士七段
目黒雅男[メグロマサオ]
1944年生まれ。北海道大学農学部を卒業し、日本コカコーラ(株)、外資系の食品会社に勤務した後、1999年5月から、ハインツ・インターナショナルのジャカルタ技術責任者として勤務。剣道教士七段
亀本龍太郎[カメモトリュウタロウ]
1964年生まれ。鹿児島県出身。幼少時より故末野榮範士、末野栄二教士の、慶應義塾大学で福本修二範士、加藤浩二範士、佐藤博信範士の薫陶を受ける。1998年、全剣連剣道派遣講師としてウィーンへ。ナショナルチーム監督として剣道指導に当たる。日立工機オーストリア勤務、剣道六段
安藤正康[アンドウマサヤス]
1958年生まれ。愛知県犬山市出身、関西大学文学部卒、アラスカパシフィック大学修士課程修了。アンカレジ市にて旅行会社HAIしろくまツアーズに勤務する。アラスカ武道館、アラスカ剣道クラブ代表。剣道六段、居合道四段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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