内容説明
戦前・戦後と剣道界を牽引してきた著者が、剣道史の証言者として自らの半生と剣道界の歩みを綴る。生いたち、剣道界への提言から、長寿の秘訣までを収録した剣士必見の書。94歳現役剣士、渾身の書き下ろし。
目次
第1部 井上正孝追想録(私の生いたち;教育者として;剣人こぼればなし)
第2部 剣理と人生(私の健康と剣道;剣理を生活に活かす)
著者等紹介
井上正孝[イノウエマサタカ]
明治40年福岡県に生まれる。旧制朝倉中学から東京高等師範学校(筑波大学の前身)に進み高野佐三郎らに師事する。戦前は大阪府北野中学などで教鞭をとり、戦後は大阪市体育課長、大阪市立修道館長などを経て昭和43年より東海大学教授。昭和51年退職後は玉川大学師範(現名誉師範)。学校剣道連盟副会長などをつとめ学生剣道の振興に寄与したほか、全日本剣道連盟常任理事、称号段位委員長なども務めたが、辞任してからは多くの著書を通じて、段位称号制度や日本剣道形などの矛盾点、現代剣道の問題点などを鋭く指摘してきた。剣道範士
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