内容説明
技術革新が続くリチウムイオン電池は、信頼性と安全性確保に向けた設計から製造、出荷に至るまで広範に研究開発が行われています。本書では、急速充電に向けた大電流充放電、大容量化をどう成立させるか、その考え方を構造図と特性データを交えて解説します。
目次
イントロダクション 電池開発の歴史と現状、そして未来―なぜ、リチウムイオン電池か
第1章 充放電のメカニズムと特性向上のテクニック―リチウムイオン電池の信頼性
第2章 発熱/発火のメカニズムとさまざまな対策方法―リチウムイオン電池の安全性
第3章 高出力と高エネルギ密度の両立を目指して―リチウムイオン電池の急速充電/大電流用途
第4章 リチウムイオン電池の信頼性を左右する―電池の製造工程と品質管理
第5章 信頼性、安全性から技術研究開発が進むポストLiの電池たち―リチウムイオン電池の進化型と革新電池
Appendix
著者等紹介
江田信夫[エダノブオ]
1973年早稲田大学理工学部応用化学科卒業。1973年松下電器(現パナソニック)入社。リチウム電池、ポリマー電池、リチウムイオン電池の研究開発と商品化に従事。2010年技術研究組合リチウムイオン電池材料技術評価研究センター(LIBTEC)入社。2016年LIBTEC退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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