出版社内容情報
Picoは800円弱で入手でき,PCがあれば開発を始められます.安価ながら動作速度は100MHz超の高級マイコン・ボードです.Wi-Fi機能を追加したPico Wの販売も予定されています.本書はPico/Pico Wについて,仕様から実際の製作例までを幅広く解説します.
目次
第1部 開発のための基礎知識
第2部 変幻自在プログラマブルI/O
第3部 ホストにもデバイスにもなれるUSB機能
第4部 リアルタイムOSを載せる
第5部 人工知能を載せる
第6部 限界突破!開発事例
第7部 Windowsでマイコン直たたき!RP2040の本質に迫る
第8部 Picoのプロトタイプに!MicroPython
第9部 C++を利用してPico用のMyicroPython拡張モジュールを作る
第10部 Pico W活用事例
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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Cortex-M0+デュアルコアのMCUが搭載されているマイコンボードに関する短かめの紹介記事集。このマイコンは8つのプログラマブルI/Oが搭載されており、1つ1つがI/O処理専用に独立して動作する専用のプロセッサとして動作するらしい。このアセンブラはMicroPythonからも動かすことができる。どことなくPropeller MCUを思い出した。今後はこういったヘテロジニアスがMCUが増えてくるのだろう。OpenOCDに対応するためにもう1つPicoボードがあれば専用ファームを焼いてGDBを使えるらしい2023/09/20