目次
電源回路設計の概要―2種類の電源回路設計法をマスタしよう
シャント・レギュレータ―大切な回路の電圧基準を作る
3端子レギュレータ―3本足の超定番
LDOレギュレータ―高効率なリニア・レギュレータ
リニア・レギュレータを安定に動作させる―出力端子に付けるコンデンサが鍵を握る
スイッチング・レギュレータの基礎―損失がゼロに近付く電源回路
降圧型コンバータの基本回路―最も基本的なスイッチング・レギュレータ
スイッチング電源の回路形式―電源回路のトポロジー変換
降圧型コンバータの実用回路―専用ICを使った実用回路
昇圧型コンバータの実用設計―入力より高い電圧を出力する〔ほか〕
著者等紹介
馬場清太郎[ババセイタロウ]
1971年東京工業大学電子物理工学科卒業。1971年以降メーカー勤務。以来、各種の電子回路設計に従事。「トランジスタ技術」誌などに寄稿多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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vinlandmbit
6
アナログ回路設計の一つの極地である電源回路設計において、基本から応用まで踏み込める一冊。
YKSM
0
電源回路に関して結構幅広く説明されている。普段かかわりのないような回路の章をよむのは結構大変だった。ある程度経験をつんだような人が読むのがいいのかもしれない。2013/09/01
髙桑
0
音が骨肉だとすると、電源は血液と言えるんじゃないかな。きっといい音の裏付けにはいい電源があるはず。一要素としてね。音響機器を作っていると宗教のような胡散臭い話も流れてくるけど、噂に騙されずに理論と自分の耳を信じて、それでいて感覚的でいたいと思うよ。電源は、十分研究できるテーマだとあらためて実感。求めている音への視野を広げてくれる、そんな一冊。とはいえサブタイトルはちょっとおおげさかな。2013/06/01
ボタもち
0
理論を説明した後実際に値を決めて回路を設計しているのでとても参考になります。アナログ回路の知識が必要なのでちゃんと理解するには時間がかかりそうだけど何度も読み返して自分の力にしたいと思います。2019/03/23