内容説明
本書はHDLの文法書ではありません。現実のフィールドでの設計能力の習得を目指しています。その方法論として、技術解説とともに、例題や課題を解いていくうちに、自然に必要なことがらが身に付くように考えられています。実際の設計ツールとしてMAX+plus2を用意しましたが、Verilog‐HDLやVHDLのソース・テキストのままほかのデザイン・ツール類に渡すこともできるので、どのICにでも設計した回路を実装できます。
目次
第1章 基本論理と論理回路を表現する方法(論理の表現法;論理機能の表現 ほか)
第2章 いろいろな組み合わせ論理回路の実現(Dataを選択する回路―Selector;Dataから信号状態を作成する回路―Decoder ほか)
第3章 Flipflopと同期式論理回路(Flipflopの原理を理解する;Flipflopの機能拡張 ほか)
第4章 RegisterやMemoryを含む回路の実現(Registerの定義と使い方;直列Data ほか)
第5章 Interface回路とState machine(状態とそれを表す方法;外部とのDataのやりとりと制御 ほか)
著者等紹介
猪飼国夫[イカイクニオ]
1942年京都に生まれる。1964年電気通信大学電子工学科卒。通商産業省工業技術院電気試験所電子計算機部(電子技術総合研究所へ改称後、現在独立行政法人産業技術総合研究所)。1968年日中学院本科卒。中国語専任講師。1969年電気通信大学電波通信学科助手。1975年(株)エム・アイ・ベンチャー代表取締役、現在に至る。2001年ファジィ工学の応用研究で博士(工学)の学位を授与
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