内容説明
無線通信回路の周波数シンセサイザやマイクロプロセッサの高速クロック生成回路において必須となるPLL(位相同期回路)を完全にディジタル回路で構成するという設計思想が、完全ディジタルPLL回路(ADPLL)である。本書は、この設計思想を解説したものである。「ディープ・サブミクロン・プロセスでは、ディジタル信号のエッジ遷移の時間領域の分解能のほうがアナログ信号の電圧分解能よりも優れている」という考え方に基づいており、アナログ回路をディジタル回路と共存させて集積化する重要な技術となっている。
目次
第1章 イントロダクション
第2章 ディジタル制御発振器
第3章 正規化ディジタル制御発振器
第4章 完全ディジタルPLL回路
第5章 アプリケーション例―ADPLL技術で作る送信器
第6章 ADPLLのビヘイビア・モデル化とシミュレーション
第7章 ADPLLの実装と実験結果
Appendix A DCOスイッチングに起因するスプリアス
Appendix B ガウシアン・パルス成形フィルタ
Appendix C VHDLソース・コード
著者等紹介
山田庸一郎[ヤマダヨウイチロウ]
技術コンサルタント。アジレント社において半導体試験装置の開発およびマーケティングに従事
小林春夫[コバヤシハルオ]
群馬大学大学院教授。アナログ・ディジタル混載集積回路設計、信号処理の研究教育に従事。特に、ディジタル・アシスト・アナログ技術に関心をもつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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